「歴史の通り道」をたずねる旅 7.天竜川に沿って北上


ホテル
−(60分)→
二俣城跡
−(40分)→
秋葉山下社
−(20分)→
上社本宮
−(30分)→
   
30分
 
30分
 
60分
 
佐久間ダム
−(120分)→
袋井IC
         
50分
             

()内の時間はお車でのおおよその移動時間。施設名下の時間はおおよその見学所要時間


二俣城跡

家康にとっては、悲喜こもごもの思いのある城だったでしょう。徳川家滅亡の危機に直面した三方ケ原の戦いと長篠の戦いの舞台にもなったお城、そして息子の信康を切腹させざるを得なかった悲しく切ない思いの城、勝頼の敗北により奪回した城。様々な場面に登場したお城です。
家康は武田信玄の時代から、何度も攻防を繰り返しました。家康の妻築山御前は今川義元の娘です。今川家と武田家とは比較的友好関係にありました。信康の妻は信長から嫁ぎました。その妻からの情報で、築山御前が武田家に通じていると知った信長から、家康は苦しい立場に立たされました。結局、21歳の信康を二俣城で切腹させました。築山御前も生を終えました。
お城は天竜川と二俣川の合流するところの高台にありました。天竜川を見下ろす本丸跡に天守台の石垣が残っています。ここには建物が復元されていないので、本丸や曲輪や蔵屋敷があったことを想像しながら、家康の心中を思ってみてください。城山公園となっていますが、あまり整備されていないことが却って二俣城を偲ぶのに良いのかもしれません。
二俣城跡から10分ほど北に走らせると信康を祀っているお寺清龍寺があります。
浜松市二俣町 浜松市教育委員会 053(457)2466

秋葉山

秋葉神社と秋葉寺がありますが、通常、秋葉山(あきはさん)といわれます。火防(ひぶせ)の神様として知られています。遠州地方では、多くの家で秋葉神社の防火のお札を掲げています。
12月15日と16日には“秋葉の火祭り”が行われます。山伏の装束で火渡りの儀式や弓の舞、剣の火の舞が行われます。多くの人は火祭りに行って、お札をいただいてくることを恒例の行事としています。天竜川沿いに走る道路は、二俣を過ぎると細くなります。火祭りの日には、車がつながりますが市街地の渋滞と異なり、天竜川や林や山の景色に救われて、気持ちのイラつきはありません。
本宮からの眺望は格別です。雲を下に見る形で山々が続いています。蛇行する天竜川も目に入ります。
下社から本宮までは、国道から山道に入りますが、是非、本宮まで足を伸ばしてください。駐車場から上社本宮までは、坂道を上ります。石段を上がる道が最近整備されたので、少しは楽になりました。上りきると神門と仁王門が迎えてくれます。神門は境内の大木を伐採して作られたばかりの真新しさです。そして仁王門は“秋葉詣で”として、全国から信者の参拝を受けた、江戸時代の全盛期を物語る立派なものです。
拝観料;無料 秋葉神社 浜松市春野町 053(985)0111

佐久間ダム

第2次世界大戦の敗戦後の日本の復興のため、各地に水力発電所が建設されました。昭和28年に天竜川に着工され、当時は最大級のダム(高さ150m、長さ291m、落差133m)でした。高度経済成長に貢献しました。
美しい景色とダムから放流される水の迫力が話題を呼んで、観光名所になりました。石原裕次郎の映画でおなじみの、黒四ダムが完成した後は、人気がそちらに移ってしまいました。『さくま電力館』もあり、楽しめます。
ダム湖を一周する道路が出来ています。展望広場の駐車場のほかにも、トイレのある駐車場がありました。
全体的に道路が狭いので、山の雰囲気を楽しみながら、ゆっくり進んでください。
さくま電力館 入場料;無料 浜松市佐久間町 0539(65)1350


コース散策中のお食事(昼食)に関して

二俣城跡のところの『天竜膳 三好』をお勧めします。
お庭を見ながら食事の出来る、お座敷もあります。人数が少ないと、同じお座敷で相席となります。季節でメニューが変わりますが、天竜昼懐石膳が3,300円です。予約が必要です。
浜松市二俣町 0539(25)0344  そのほかに、街中にはレストランもあります。


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